最後の晩餐会の食事・・・・一切れのパン
キリストの食事に・・・毒を入れた・・・お弟子さん。
でも・・・キリストは・・・・愛で許したのですね。
何とも・・・愛の深いことでしょう。
山は・・・父に
谷は・・・母に
幼子・・・・・父母の思いを浮かべて・・・・泣きにけり
父母にあり・・・・山谷にあり
やがて・・・鬼が出て・・・やれ・・・石を積め積め高く積めと激しく追い立てる。
幼子・・・爪より・・・赤き血が噴出し・・・・泣きにけり
途方くれて・・・泣き泣き
そのとき・・・遠くより・・・地蔵菩薩の来られいし
泣く泣く幼子を・・・・己を・・・父母と思うて・・・・泣きにけり
我の・・・み衣に包みて・・・幼子を抱きけり
やがて・・・幼子・・・なきやむる
南向く 浜昼顔の 無口かな
言葉無き 浜昼顔の しらん振り
美しき 言葉一言 合歓の花
父母に 泰山木の 花に哉
触れしもの 枇杷熟れていて 悲しけれ